第1話 もち郎の苦悩

仙人こし爺との出会い

 

はあぁぁぁー-

どうしたんじゃ、もち郎。

のわぁぁぁぁ!!びっくりした!誰ですかあなた!どっから出てきたんですか!

わしはこし爺。こし爺の”こし”は、”腰”の”こし”じゃ。

わけがわからない!!

 

もち郎の苦悩

 

そんなことより、ずいぶんと落ち込んでいるようじゃったのう。

なんか、人と関わる度にびくびくしてしまって、一日の終わりはいつもこんな感じなんです。

ふむ。臆病な己に、自己嫌悪しておったのじゃな。

もう、どうして堂々としゃべったり、元気を出したりできないんだろう。。ぬうう

ほっほっほ。のう、もち郎よ。堂々としたいか。

そりゃ、堂々として、自分の意見をはっきり言えるようになりたいですよ。

 

大いなる力”ワープ”

 

うむ。ではお主に、鋼の心を付与しよう。覚悟はよいな。

えっ?・・は・・

では参ろう。

ぬんっ!!

こし爺の大いなる力により、有名な公園へとワープしてきた

ぬわああああああ(急すぎぃぃ!)

もち郎、お主に鋼の心を授ける

展開が急すぎてめまいがしてきた。。。

 

心の強さとは

 

心!それすなわち身体なり。鋼の身体こそが、鋼の心である!

急に体育会家のノリきたー・・!

否!真に価値があるのは、その鋼のごとき鍛錬である。

安心しろもち郎よ。わしは、過去300人の弟子の精神を破壊し、鋼の心を授けてきた。

なんか、途中さらっとやばいエピソードがきこえてきたような。。

てぇぇぇぃ!!!

ふごぉぉ!!(とりあえず背中を全力でたたかれる)

てぇぇぇぇぇぇい!!!!

ふごぉぉぉぉぉ!!!!

 

・・・こうして、臆病なもち郎の、鋼の鍛錬が始まったのであった。・・・続く
次回、第2話 鬼を纏う方法