見えるもの

①他人への好奇心、関心が失われ、

②或いは他人を過度に恐れ、

③関心を寄せる対象が己しかいなくなる。

そうなると、狂気の獲得は確実だと思う。

当然のことである。

いついかなる時も、自意識過剰、加えて臆病。

①の段階に入ればもう逃れられない。

繋がり合う存在がないと、狂人間ができあがる。

 

弱肉強食の世に生きるものもいれば、平和共存の世界にあるものもいる。

混雑コミュニケーションは避けられない、よって己の舵取りを奪わせない武器が必要である。

 

そこで手に取る武器が、人それぞれ違う。

他者を羨み、己を顧みる事も必要だ。

だが、能力の差も精神を病むエキスだ。

 

狂気への道は至るところにある。

 

そして、真理はもはや存在しない。

 

何か一つ、武器をもて。

 

だが、一つだけ破ってはいけないルールがある。

それは、他人を尊敬するという倫理である。

これだけ守れば、盲目な自分信者でもよい。

むしろ盲目な方が幸せである。

 

そして、他者を尊敬することは、他者に関心を寄せることがはじまりであり、イコールである。